喘息の原因

 
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小児喘息の原因

小児喘息の場合は、喘息になる前の段階で、
よく乳児湿疹アトピー性皮膚炎になることがあります。
それから風邪をひきやすくなり、呼吸音が聞こえるようになります。
それで、アトピー性皮膚炎の子供が小児喘息と診断されるケースが多いようです。

 

 

遺伝的な要因

遺伝的な要因も考えられます。
家族の中にアレルギー性皮膚炎や喘息、アレルギー性鼻炎などアレルギー体質の人がいる場合、小児喘息のお子様が出てくる頻度が高い傾向があります。
近年は、小児喘息の低年齢化が進み、乳幼児期に喘息を発病してしまう子供が増加している傾向もあります。

 

小児喘息は、成長するにつれて薬を一切使わなくても長期的に発作が出なくなる状態になることはよくありますが、中学、高校生になっても小児喘息が治ることがなく、
思春期喘息というものに移行してしまうケースも増加しています。

 

 

成人喘息の発病の原因

  • 小児喘息、思春期喘息を経験して、成人になっても継続して喘息を持っているというケース
  • 小児喘息が治って、成人期に再発してしまったというケース
  • 成人になってから、まさしく突然、発症してしまったというケース

 

 

患者数をみても小児ぜんそくより成人ぜんそくの方が多いことは明白です。
成人ぜんそくでは、非アトピー型である場合も少なくはないのです。

 

つまりは、アレルゲンなどといった特定の原因ではなく、かぜなどを原因として突然発症することがあります。
また、今までぜんそくにかかったことはない方が、大人になってはじめて発症してしまうこともあります。

 

ということは、今までにアレルギー体質と診断されたことがない方でも環境の変化などを原因として、発症してしまうケースがあるということですね。
「自分は大丈夫」と思っている人ほど病院で診療を受けないようなので知らぬまにどんどん症状が悪化してしまうことがあるようです。
気になる点があるときは、自分で判断せずに時間をつくって少しでも早めに受診したほうがよいと思われます。

 

突然発症してしまったというケースの方々は、ほとんどが「風邪が治らない」や「風邪がもとで発症した」と、風邪が原因となっています。

 

 

過労ストレスが原因となっているケースも多くあります。
成人ぜんそくを発症することが多いとされる年齢層は、40代~60代です。
このくらいの年齢になってくると子供の教育費などのお金の問題や仕事での重役の責任、両親の介護の心配などなど過労やストレスに悩まされることが増えてくるようです。

 

当然ながら、ストレスは体に良いものではなく、さまざまな悪影響をカラダに及ぼしてしまいます。
自律神経の働きが乱れたり、ホルモンバランスが崩れたり、ぜんそくも発症しやすくなってしまうようです。
加齢からくる免疫力の低下などにより、かぜをひいてしまうこともぜんそくの要因になっているといえるでしょう。

 

また、仕事が忙しいためか、なかなか治療に行くことができず、ストレスが溜まり、発作を繰り返す状態になってしまうこともあります。
こうなるとぜんそくは慢性化してしまうことになり、なかなかよくはならないものです。

 

 

複合的な原因

喘息の原因をひとつに絞ることは、難しいものです。
体質、環境、生育歴、疲労、または後天的なカラダ作りの努力などが複合的に関連して起きることが多いからです。
ひとつの考えられるポイントだけに注目しているだけでは、治すことは難しいかもしれません。

 

まずは、喘息の原因を複合的、総合的に把握することから始めましょう。
ただし、いろいろある喘息の種類ですが、気管支喘息を起こす体質が存在したことは根本原因であることを否定することは難しいです。

 

逆に、喘息になろうとしてもなれない体質の人もいるということです。
喘息を起こしてしまう可能性のある遺伝子や先天的な要因があればこそ、喘息は発症するといえます。
ただ体質や先天的な要因を持ちつつ、喘息を発症していない方もたくさんいます。

 

 

喘息の体質があり、発症したのであれば、治ることはないのでしょうか?
体質は同じでも、喘息を発病しない人はたくさんいます。
当然、同じ体質ではあっても、よくなり、治った人も多くいます。

 

 

最重要な要因

体質以上に後天的な環境要因が重要です。
世界でも、日本でも、喘息の患者が増加していますが、
喘息を起こしやすい体質や遺伝子を持つ方が増加したわけではありません。
環境の変化で、発症する人が、世界中で増加しているということです。

 

  • 高気密、高断熱型住宅によってダニが増加
  • ペット、観葉植物の室内への持ち込みによるアレルゲンの増加
  • 室内空気の汚染
  • 大気汚染の深刻化
  • 食品などへの薬品使用
  • 寄生虫の減少
  • 増加するストレス

 

これらの環境要因が悪化したり、変化したりしていることが、喘息患者の増加の原因となっています。
当然、環境を改善することができれば、喘息や発作が少ない状態に戻れるといえます。

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